この記事では、LK515とLK520の違いや選び方について解説します。
結論から言うと、
- LK515はコスパ重視で気軽に始めたい方
- LK520は機能や音質にこだわる方
におすすめのカシオ製キーボードです。
どちらも初心者向けに作られたモデルですが、Bluetooth対応やスピーカーの違いなど、意外と差があるポイントもあります。
しかし、LK515は初心者向けのおすすめ機種ですが現在は生産終了しており、入手は中古中心です。
代わりに、販売中のLK520や後継モデルのLK530が実用性・入手性の面でおすすめです。
LK515とLK520の違いを確認したい方は本文をご覧ください。

LK520の詳しいスペックや口コミを知りたい方は、下記記事で詳しくご紹介しています。


>>こちらの記事で、LK520と同等で販売している後継機種LK530とのたった3つの違いを詳しくご紹介しています。
先に結論!初心者ならLK515、機能重視ならLK520


LK515とLK520の最大の違いは、Bluetooth対応と音響性能です。
LK520は別売アダプターでBluetoothに対応し、スピーカーも高音質仕様です。



より高音質な演奏や接続性を重視するならLK520が最適です。
Bluetooth®オーディオ対応やUSB機能の充実、そしてダイヤル操作など操作性の面でも一歩先をいく仕様となっています。
しかし、どちらも光る鍵盤によるガイド機能や、ステップアップレッスンなど基本的な練習機能は十分に備わっており、スマホアプリ「ソングバンクプラス」にも対応しています。
このあとさらに詳しく比較していきます。
LK515とLK520スペック一覧比較


ここでは、LK515とLK520のスペックを一覧表で比較します。
基本的な構造は似ていますが、Bluetooth対応やUSB端子の種類、ダウンロード機能などに差があります。
項目 | LK515 | LK520 |
---|---|---|
鍵盤数 | 61鍵(ピアノ形状鍵盤) | 61鍵(ピアノ形状鍵盤) |
タッチレスポンス | 対応(3段階+オフ) | 対応(3段階+オフ) |
音源 | AiX音源 | AiX音源 |
最大同時発音数 | 48音 | 48音 |
音色数 | 600音色 | 600音色 |
リズムパターン数 | 180 | 180 |
内蔵曲 | 200曲(J-POP、アニメ等) | 200曲(J-POP、クラシック等) |
スピーカー | 通常タイプ | 水平型バスレフスピーカーシステム |
Bluetooth対応 | 非対応 | 対応(別売アダプター必要) |
USB端子 | Type A、Type B | Type A、micro USB Type B |
価格目安 | オープン価格(3万円前後) | ¥37,400(税込) |
LK515とLK520を6項目で比較
ここでは、LK515とLK520を6つの観点から詳しく比較します。
価格、機能、音質、曲の収録数や使いやすさなど、それぞれのポイントで違いを明確にすることで、自分に合ったキーボードを選ぶ参考になります。
順番に詳しく見ていきましょう。
LK515とLK520の価格を比較
モデル | 価格(参考) | 備考 |
---|---|---|
LK515 | 約30,000円前後 | オープン価格、実売で3万円台 |
LK520 | 37,400円(税込) | カシオ公式オンライン価格 |
LK515はオープン価格設定で、実売価格はおおよそ30,000円前後となっており、手頃な価格で基本的な機能を網羅しています。
一方のLK520はカシオ公式オンラインストアで37,400円(税込)とやや高めですが、その分Bluetooth対応や音響性能の強化などが施されています。
価格差はありますが、予算と求める機能のバランスを考えると、コスパ重視ならLK515、高機能重視ならLK520という選び方ができます。
LK515とLK520の機能を比較
機能項目 | LK515 | LK520 |
---|---|---|
光ナビゲーション | 対応 | 対応 |
らくらくモード | 対応 | 対応 |
ステップアップレッスン | 対応(3ステップ) | 対応(3ステップ) |
運指音声機能 | 対応(右手/左手別) | 対応(右手/左手別) |
採点機能 | 対応 | 対応 |
録音機能 | 対応 | 対応 |
メロディマスター | 対応(アプリ内) | 対応(アプリ内) |
カラオケ機能 | マイク付属+エフェクト対応 | マイク付属+キー変更対応 |
LK515とLK520はいずれも「光ナビゲーション」や「ステップアップレッスン」、「運指音声機能」など、初心者が楽しく上達できる機能をしっかり備えています。
違いが出るのは「カラオケ機能の充実度」や「ユーザー操作性」です。
特にLK520は、エフェクトやキーの調整機能を使ったカラオケ演奏に強く、録音や評価機能も豊富です。
多機能さを求める人にはLK520が向いています。
LK515とLK520の音源・音色数を比較
項目 | LK515 | LK520 |
---|---|---|
音源方式 | AiX音源 | AiX音源 |
最大同時発音数 | 48音 | 48音 |
音色数 | 600音色 | 600音色 |
リズム/パターン数 | 180 | 180 |
マスターEQ | 10種類 | 10種類 |
エフェクト機能 | DSP内蔵、リバーブ他 | DSP内蔵、リバーブ他 |
両モデルともに高音質な「AiX音源」を採用し、最大同時発音数48音、600種類の多彩な音色を搭載しています。
基本的な音響性能に大きな差はありませんが、LK520はスピーカーシステムに独自技術(Horizontal Bass-Reflex System)を取り入れており、より迫力あるサウンドが楽しめます。
細部の表現力や音質にこだわる方にはLK520が一歩リードしています。
LK515とLK520の収録曲・対応アプリを比較
項目 | LK515 | LK520 |
---|---|---|
内蔵曲数 | 200曲(J-POP、アニメ、クラシック等) | 200曲(J-POP、アニメ、クラシック等) |
主な収録曲例 | Lemon、Pretender、千本桜、紅蓮華 など | 夜に駆ける、炎、Lemon、竈門炭治郎のうた など |
楽譜・歌詞集 | 付属(一部除外曲あり) | 付属(一部除外曲あり) |
対応アプリ | ソングバンクプラス(有料曲ダウンロード可) | ソングバンクプラス(有料曲ダウンロード可) |
曲データ転送方法 | USBケーブルまたは付属オーディオケーブル | USBケーブル、オーディオケーブル、Bluetooth(別売) |
LK515とLK520はいずれも200曲の多彩な内蔵曲を搭載しており、アプリ「ソングバンクプラス」に対応しています。
どちらもJ-POPやクラシック、アニメ曲などを収録している点は共通ですが、収録曲の一部や対応する転送手段に差があります。
LK520は別売のBluetoothアダプターを使用することでワイヤレス転送が可能になり、より手軽に曲追加ができます。
利便性を重視するならLK520が優位です。
LK515とLK520の付属品・アクセサリーを比較
項目 | LK515 | LK520 |
---|---|---|
マイク | 付属 | 付属 |
オーディオケーブル | 付属 | 付属 |
譜面立て | 付属 | 付属 |
ACアダプター | AD-E95100LJ(別売) | ACアダプター(同梱) |
専用ケース | CB-30BK(別売) | SC-650B(別売、ロールトップ仕様) |
Bluetoothアダプター | 非対応(オプションなし) | WU-BT10(別売、対応) |
ペダル(サステイン等) | 非対応(記載なし) | SP-20(別売)対応可能 |
両モデルともに基本的な付属品(マイク、オーディオケーブル、譜面立て)は共通ですが、LK520は対応アクセサリーがより充実しています。
BluetoothアダプターWU-BT10への対応や専用ケースSC-650Bなど、持ち運びや接続性にも配慮した設計がなされています。
また、ACアダプターが同梱されている点もポイントです。アクセサリーの利便性や拡張性を重視するならLK520がおすすめです。
LK515とLK520の使いやすさを比較
項目 | LK515 | LK520 |
---|---|---|
操作パネル | ベーシックなボタン操作 | ダイヤル&ボタン操作+ホームボタン |
液晶ディスプレイ | バックライト付き大型液晶 | バックライト付き液晶(見やすさ向上) |
スピーカー配置 | 通常型ステレオスピーカー | 水平型バスレフスピーカー(音響向上) |
本体サイズ | 標準サイズ | スリム&コンパクト設計 |
デザイン性 | シンプル | スタイリッシュ |
LK515はシンプルなボタン操作と大型液晶で、誰でも直感的に使いやすい構造になっています。
対してLK520は、ダイヤル操作やホームボタンなど操作性がさらに工夫されており、初心者だけでなく長く使いたいユーザーにも配慮された設計です。
加えて、スリムでスタイリッシュな外観や上質なスピーカー構造も魅力。
使い勝手や見た目のデザインにこだわる方にはLK520がより適しています。
H2:LK515をおすすめする人、LK520をおすすめする人
LK515とLK520はどちらも初心者向けの優秀な電子キーボードですが、選ぶべきモデルは利用目的によって異なります。ここでは、それぞれのモデルが向いている人の特徴を具体的に紹介します。
LK515をおすすめする人
- できるだけ価格を抑えて始めたい人
- 小学生〜中学生など、お子さまの入門用に
- スマホと連携して曲を増やしたい人
- シンプルな機能で十分という人
- 録音や評価機能などを気軽に楽しみたい人
LK515は、コストパフォーマンスの高さが魅力のモデルです。
基本機能をしっかり搭載しつつ、価格は控えめで、初めてキーボードに触れる方にもやさしい設計となっています。
アプリ「ソングバンクプラス」にも対応しており、手持ちのスマホでお気に入りの曲を増やす楽しみもあります。
まずは気軽に始めたい方にぴったりのモデルです。
LK520をおすすめする人
- 音質やスピーカーにこだわりたい人
- Bluetooth対応でワイヤレス操作をしたい人
- デザインや使い勝手も重視する人
- 将来的に長く使いたいと考えている人
- より多機能で表現力のある演奏をしたい人
LK520は、LK515の基本機能に加えて、ワイヤレス接続対応、スリムなデザイン、高音質スピーカーなどの上位機能を備えています。
初心者はもちろん、これから中長期的にピアノ演奏を楽しみたい方や、音や機能にこだわりたい方にも最適です。
演奏の幅を広げたい方におすすめの1台です。
Q&A:よくある質問と回答
Q1: LK515とLK520の最大の違いは何ですか
A: 最大の違いはBluetooth対応と音響性能です。LK520は別売アダプターでBluetoothに対応し、スピーカーも高音質仕様です。
Q2: 初心者にはどちらが向いていますか?
A: 初心者やお子さまにはコストパフォーマンスが高く、必要機能を備えたLK515がおすすめです。
Q3: ソングバンクプラスは両モデルで使えますか?
A: はい、どちらもソングバンクプラスに対応しています。アプリから曲を購入し、USBやオーディオケーブル経由で転送できます。
Q4: マイクはどちらにも付属していますか?
A: はい、LK515にもLK520にもマイクが標準で付属しており、カラオケ機能が楽しめます。
Q5: LK520はなぜ価格が高いのですか?
A: Bluetooth機能、高音質スピーカー、操作性向上のダイヤルやホームボタンなど、上位仕様の装備が価格に反映されています。
Q6: 大人の趣味として長く使うならどちらがおすすめ?
A: 長く使いたい場合は機能面・操作性が優れたLK520が向いています。デザイン性も高く、部屋に置きやすい点も魅力です。
LK515とLK520の違いを比較!まとめ
LK515は初心者に人気のモデルでしたが、現在は生産終了しており入手困難です。
今から購入するなら、機能性に優れたLK520や後継機であるLK530を選ぶのがおすすめです。
どちらも初心者に優しい設計で、演奏を楽しみながら上達できます。



LK520の詳しいスペックや口コミを知りたい方は下記記事で詳しくご紹介しています。


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