赤ちゃんの哺乳瓶消毒で人気の「チュチュベビー」と「ミルトン」。
「どっちも『つけるだけ』で簡単そうだけど、値段も違うし具体的に何が違うの?」
「大切な赤ちゃんに使うものだから、より安全な方を選びたい…」
と悩みますよね。
この記事では、そんなママの疑問を解消するために、チュチュベビーとミルトンの違いを7つの視点から徹底比較し、あなたにぴったりの選び方をわかりやすく解説します。
結論から言うと、チュチュベビーとミルトンのおもな違いは以下の4点です。
- 【分類】: チュチュベビーは「食品添加物」、ミルトン(液体)は「第2類医薬品」
- 【価格】: チュチュベビーの方が安価でコストパフォーマンスに優れる傾向
- 【用途】: チュチュベビーは哺乳瓶に加え野菜や果物も消毒できる
- 【信頼性】: ミルトンは産院での使用実績が豊富で安心感が強い
この記事を読めば、それぞれの特徴がスッキリ理解でき、自信を持って赤ちゃんのための消毒液を選べるようになりますよ。
より詳しくチュチュベビーとミルトンの違いについて知りたい方は、本文をご覧ください。
【結論】チュチュベビーとミルトンの違いが一目でわかる比較表
これから哺乳瓶の消毒アイテムを選ぶママのために、まずは「チュチュベビー つけるだけ」と「ミルトン」の主な違いを一覧表にまとめました。
どちらがご家庭に合っているか、チェックしてみてくださいね。
項目 | チュチュベビー つけるだけ | ミルトン |
主成分 | 次亜塩素酸ナトリウム 1.0% | 【液体】次亜塩素酸ナトリウム 1.1%<br>【錠剤】ジクロルイソシアヌル酸ナトリウム |
分類 | 食品添加物 | 【液体】第2類医薬品<br>【錠剤】雑貨 |
主な特徴 | 哺乳瓶のほか、野菜や果物も消毒できる | 産院での使用実績が豊富で信頼性が高い |
価格(コスパ) | 比較的安価な傾向 | チュチュベビーより高価な傾向 |
つけおき時間 | 1時間以上 | 1時間以上 |
溶液の使用期限 | 24時間 | 24時間 |
すすぎの必要性 | 不要(ニオイが気になる場合はすすいでもOK) | 不要(ニオイが気になる場合はすすいでもOK) |
タイプ | 液体、タブレット | 液体、錠剤 |
このように、同じように見えるつけおき消毒液でも、分類や特徴にはっきりとした違いがあるんです。
それぞれの項目をさらに詳しく掘り下げて、あなたの疑問をスッキリ解決していきます。
チュチュベビーとミルトンの7つの違いを徹底比較
「結局、我が家にはどっちがいいの?」と悩んでいるあなたのために、7つのポイントで二つの商品を徹底的に比較解説します。
これを読めば、きっとあなたにぴったりの商品が見つかりますよ。
違い①:成分と分類|「食品添加物」と「医薬品」はどう違う?
一番気になるのは、やはり赤ちゃんへの安全性ですよね。
チュチュベビーとミルトンの最も大きな違いは、国が定めた「分類」にあります。
- チュチュベビー:食品添加物
- ミルトン(液体タイプ):第2類医薬品
チュチュベビーの主成分「次亜塩素酸ナトリウム」は、厚生労働省によって安全性が評価され、食品の加工や保存に使われることが認められている「食品添加物」です。
一方、ミルトン(液体)は医薬品として効果や安全性が認められています。
「医薬品」と聞くと効果が高そうに感じますが、どちらの成分も国の基準をクリアしており、正しく使えば赤ちゃんに影響はありませんので安心してくださいね。
チュチュベビーは「食べ物にも使えるくらい安心」、ミルトンは「産院でも使われる信頼性」がそれぞれの魅力と言えます。
違い②:価格とコストパフォーマンス|安いのはどっち?
毎日使うものだから、価格は重要なポイントですよね。
一般的に、チュチュベビーの方がミルトンよりも安い価格で販売されていることが多いです。
実際に調べてみると、ミルトンがチュチュベビーの3倍近い値段だったという声も見られました。
成分の濃度はほとんど変わらないため、「少しでも家計の負担を減らしたい」と考えているママには、チュチュベビーがおすすめです。

コストパフォーマンスを重視するなら、チュチュベビーを選ぶと良いでしょう。
違い③:使い方|つけおき時間とすすぎの必要性
使い方の手軽さも比較してみましょう。
どちらも80倍に薄めた溶液に1時間以上つけておくだけで消毒が完了し、溶液は24時間使えるので、基本的な使い方はほとんど同じです。
また、どちらも消毒後のすすぎは不要とされています。



取り出してすぐに使えるので、忙しいママには嬉しいポイントですね。
ただし、口コミでは「塩素系のニオイが少し気になる」という声もありました。
もしニオイが気になる場合は、使う直前にサッと水道水ですすいであげると安心ですよ。
違い④:消毒できるもの|チュチュベビーは野菜も洗える
消毒できるものの範囲には、少し違いがあります。
ミルトンは哺乳瓶やおしゃぶり、おもちゃなどの消毒に使われるのが一般的です。
一方、チュチュベビーは「食品添加物」に分類されるため、哺乳瓶関連のアイテムに加えて野菜や果物の消毒にも使えます。
離乳食が始まったときに、赤ちゃん用の食材を衛生的に保ちたい場合にも活躍してくれるのは、チュチュベビーならではの強みですね。
違い⑤:タイプ(剤形)|液体と錠剤(タブレット)の違い
チュチュベビーとミルトンは、どちらも液体タイプと、持ち運びに便利な錠剤(タブレット)タイプが販売されています。
- 液体タイプ:自宅で毎日使うのに便利。大容量なのでコスパも良いです。
- 錠剤・タブレットタイプ:軽量でコンパクトなので、帰省や旅行の際にとても便利です。1錠で決まった量の溶液が作れるので、計量の手間もありません。
ライフスタイルに合わせて、使いやすいタイプを選べるのは嬉しいですね。
違い⑥:信頼性|産院での使用実績はミルトンに軍配
「どちらも安全なのはわかったけど、より信頼できる方を選びたい」と思うママもいるでしょう。
その点で言うと、ミルトンは多くの産院で実際に使われているという実績があります。
初めての育児で不安なことが多い中、「病院と同じものを使っている」という事実は、大きな安心感につながりますよね。
長年の販売実績と、医療機関で採用されている信頼性を重視するなら、ミルトンがおすすめです。
違い⑦:口コミ・評判|実際に使ったママたちの声
実際に使っているママたちの声も見てみましょう。
チュチュベビーの良い口コミ
- とにかくコスパが良い!
- 値段の割に容量が多くて助かる。
- 界面活性剤を使っていないので安心できる。
ミルトンの良い口コミ
- 産院で使っていたので、退院後も同じものを購入した。
- 専用容器が使いやすくて便利。
- 昔からのブランドなので信頼できる。
一方で、どちらの商品にも「塩素のニオイが気になる」という口コミがありました。
先述の通り、気になる場合は使用前に水道水ですすぐことで解決できます。
また、ゴム製品は長時間つけすぎると劣化することがあるため、1時間を目安に取り出すようにしましょう。
【初心者向け】チュチュベビーとミルトンの基本的な使い方
「つけおき消毒って、なんだか難しそう…」と感じる新米ママのために、基本的な使い方を4つのステップで解説します。
一度覚えてしまえば、とっても簡単ですよ。
- 【ステップ1】洗浄
まずは、使用後の哺乳瓶を専用の洗剤とブラシで丁寧に洗います。ミルクの汚れが残っていると消毒効果が薄れてしまうので、しっかり洗い流しましょう。 - 【ステップ2】溶液を作る
専用の容器などに決められた分量の水を入れ、消毒液の原液または錠剤を加えて、指定の濃度(基本は80倍)に薄めます。 - 【ステップ3】つけおき
洗浄した哺乳瓶などを、気泡が入らないように完全に溶液に沈めます。そのまま1時間以上つけておくだけで消毒は完了です。 - 【ステップ4】取り出す
専用のトングなどで哺乳瓶を取り出します。溶液は24時間有効なので、同じ日に使うものは繰り返し消毒できますよ。
【シーン別】迷ったらコレ!あなたにぴったりの選び方
ここまで比較してきましたが、「結局、私にはどっちが合っているの?」とまだ迷っているあなたへ。
ママのタイプ別に、おすすめの商品をご提案します。
初めての育児で、とにかく安心感を最優先したいママへ
初めての赤ちゃんのお世話で、少しでも不安を減らしたいあなたには、産院での豊富な使用実績がある「ミルトン」がおすすめです。
多くの先輩ママや助産師さんに選ばれてきたという信頼感が、あなたのお守りになるはず。
「みんなが使っているものなら安心」と感じる方には、ぴったりの選択です。
家計に優しく、節約上手になりたいママへ
「赤ちゃん用品は何かとお金がかかるから、消耗品は少しでも抑えたい…」そんな賢いあなたには、コストパフォーマンスに優れた「チュチュベビー」がぴったりです。
ミルトンとほぼ同じ成分・効果でありながら、より手頃な価格で手に入ることが多いのが最大の魅力。
毎日のことだからこそ、お財布に優しい選択は嬉しいですよね。
哺乳瓶以外のおもちゃや食器もまとめて消毒したいママへ
「哺乳瓶だけじゃなくて、おしゃぶりやおもちゃ、離乳食用の食器も清潔にしたい!」そんな風に考えているあなたには、野菜や果物まで消毒できる「チュチュベビー」がおすすめです。
食品添加物から作られているため、赤ちゃんが口にするもの全般に幅広く使えるのが便利なポイント。
これ一本あれば、身の回りのものをまとめて衛生的に保てますよ。
FAQセクション
Q. 消毒後の溶液は、そのまま排水溝に流してもいいですか?
A. はい、問題ありません。どちらの製品も、使用後はそのまま排水溝に流すことができます。主成分の次亜塩素酸ナトリウムは、有機物(汚れなど)に触れると分解される性質があるため、環境への影響は少ないとされています。
Q. 錠剤(タブレット)と液体タイプは、どう使い分けるのがおすすめですか?
A. 日常的にご自宅で使う場合は、大容量でコストパフォーマンスの良い「液体タイプ」がおすすめです。一方、省スペースで計量の手間がない「錠剤・タブレットタイプ」は、帰省や旅行などの持ち運び用に最適です。
Q. 専用の消毒容器は絶対に必要ですか?
A. 必ずしも専用品でなくても大丈夫です。ただし、溶液がしっかりと浸かり、赤ちゃんがいたずらで倒したりしないよう、蓋つきで深さのあるプラスチック製の容器(金属やホーロー製は不可)を準備することをおすすめします。専用容器は、水量メモリや落とし蓋などがついており、より安全かつ便利に使えるように設計されています。
チュチュベビーとミルトンの違いを比較!まとめ
チュチュベビーとミルトンの違いについて、7つのポイントから徹底比較しました。
どちらも正しく使えば赤ちゃんのために安心して使える消毒液です。
チュチュベビーとミルトンのおもな違いは以下の4つです。
- 【分類の違い】: チュチュベビーは「食品添加物」で、ミルトン(液体)は「第2類医薬品」に分類されます。
- 【価格の違い】: チュチュベビーの方が安価な傾向にあり、日々のコストを抑えたい家庭に向いています。
- 【用途の違い】: チュチュベビーは哺乳瓶だけでなく、野菜や果物まで幅広く消毒できるのが特徴です。
- 【信頼性の違い】: ミルトンは多くの産院で採用されているという実績があり、初めての育児でも安心感を求める方におすすめです。
チュチュベビーとミルトンの違いを踏まえたおススメは以下の通りです。
- チュチュベビー:食品添加物から作られており、コストパフォーマンスが高いのが魅力。野菜や果物も消毒できる汎用性の高さもポイントです。
- ミルトン:液体タイプは医薬品に分類され、多くの産院で使用されている実績と信頼性が最大の強みです。
「安さと幅広く使える便利さ」を重視するならチュチュベビー、「初めての育児で、まずは信頼できる定番品から」と考えるならミルトンを選ぶのがおすすめです。
この記事を参考に、あなたのライフスタイルや価値観にぴったりの消毒液を見つけて、安心して赤ちゃんとの毎日を過ごしてくださいね。
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